男の子・袴着用の説明です。
お宮参りで使用した産着を七五三で使用する場合は仕立て直しが必要です。
また、七五三を行う年齢により産着が小さい場合がございますので前もって確認しましょう。
最低限これをしよう!
1. 紐を取る
2. 袖を綴じる
3. 肩上げをする
4. 腰上げをする
こちらで紹介するのは【通常の仕立て直しを省略した方法】です。
ご自身でお直しを考えられてる方、特に裁縫が苦手な方向けになります。
専門のお店でお願いされる予定の方はお店の方に全てお任せし、着用に必要な物だけご用意ください。
着付けた際に見えてしまうので、着物の紐を取ります。
襦袢は見えないので取らなくても大丈夫ですが、お子様の体型により取った方が着付けやすい場合も。

産着の紐は赤枠の所が縫い留められております。

※飾り糸は切らずに紐を外して下さい。
産着の袖は全部開いた形になっているため、手が出る部分を作ります。
袖口は袖山から約13cmを目安に縫い留めてください。
襦袢も同様に縫い留めます。

※着物と襦袢は別々にして縫い留めてください。
着物の裄丈=洋服の袖の長さ
お子様の腕の長さに合わせて着物の裄丈を調整します。
肩上げには「これからまだまだ成長をする」と意味が込められております。
※着物と襦袢は別々にして肩上げをしてください。襦袢は着物より約1cm短くしましょう。
着物の長さをお子様の身長に合わせて縫い上げましょう。
着付けで調節することも可能ですが、小さなお子様は特に着崩れの原因になったりするので腰上げする方が良いでしょう。
※着物と襦袢は別々にして腰上げをしてください。
産着を使用する際の注意点!
着付けをすると残念ですが背中の柄が見えなくなります。

七五三で用意するもの
・袴セット(袴・角帯・扇子・お守り)
・草履
・足袋
・腰ひも2本

ご使用日の2日前に自宅やお着付けされる場所にお届け! 専用のバッグに入れてお送りしますので、持ち運びも楽々簡単に。ご使用後はクリーニング不要で、そのままご返却発送ください。